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ISBN:9784535520196 C3032

しょうねんしほうにおけるほごのてんぼう

少年司法における保護の構造 - 適正手続・成長発達権保障と少年司法改革の展望

定価(税込) : ¥7,700
表紙 著作者よみ : たけうち けんじ 
著者名 : 武内謙治 著著書を検索
出版社 : 日本評論社 近刊を見る】【新刊を見る
発売日 : 2014年3月21日
ジャンル : 法律一般
判型A5/0頁
特に2000年代以降、法改正が相次いでいる少年法分野の理論上・実務上の重要問題を取り上げ、法学的・刑事政策的検討を加える。

目次


序論――少年司法の現在と未来への見取り図

第1部 少年司法改革と少年の保護
1 現行少年法制定過程から見た捜査と審判の分離──現行少年法の理念と原理
2 家庭裁判所の役割・機能と少年係裁判官の資質
3 抗告受理申立てと迅速性の原則
4 少年法改正と少年補導条例の問題点
5 保護観察中の遵守事項違反に対する措置の体系的な位置づけ
6 少年の拘禁施設と国際人権法

第2部 少年司法改革と少年に対する適正手続保障
1 少年に対する勾留制限の史的構造
2 観護措置決定手続における弁護士付添人の立会の可否
3 国選付添人制度の展望と課題
4 少年法における一事不再理の原像
5 少年再審の理論的課題

第3部 少年に対する刑事手続・刑事処分と成長発達権保障
1 少年法と刑事手続
2 原則逆送」は何をもたらしたのか――鑑別判定の数量的変化からみた少年司法運営の検証
3 「原則逆送」再考
4 少年に対する裁判員裁判――死刑事件を契機として
5 少年の刑事施設被収容者の処遇と法的地位

著者略歴

九州大学大学院法学研究院准教授

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