書籍検索HOMEへ

検索結果

ISBN:978-4-7576-0674-6 C3392

かしまなべしまけろくようわかしゅう ほんこくとかいだい

研究叢書439 鹿島鍋島家鹿陽和歌集 翻刻と解題

定価(税込) : ¥13,200
表紙 著作者よみ : しまづただお 
著者名 : 島津忠夫 監修著書を検索
松尾和義 編著著書を検索
出版社 : 和泉書院 近刊を見る】【新刊を見る】 【出版社web
発売日 : 2013年8月20日
ジャンル : 日本史(近世)・韻文 - 近世
判型A5/392頁
祐徳稲荷神社(佐賀県鹿島市)中川文庫蔵の本書は一地方の小藩、肥前国鹿島藩鍋島家の歌人らによって形成され、永らく日の目を見ることなく蔵されてきた和歌集である。百六十余名の歌人は、江戸時代、初期から中期にかけての、鹿島藩主を中心とするその家臣団やそれらの縁故・ゆかりのある人々である。
 編纂者は不明であるが、二千百余首の歌が蒐められ、部類され、大まかな編集が試みられたものの、断簡の状態で残存してきた草稿本である。従って虫損・欠損によって喪失された文字も少なくない。一首でも、歌人の一人でも多くを現代に甦らせたいとの思いから翻刻を試みたものである。更に鹿島の地に生成し根付いた近世和歌文化の一端を広く紹介することが編著者の本懐でもある。

目次

『鹿陽和歌集』の翻刻に寄せて 島津忠夫
  書誌
  凡例
  鹿島藩藩主鍋島家関連の系図

本文 
  春
  夏
  秋
  冬
  賀歌
  離別歌
  哀傷歌
  羇旅歌
  雑
  神祇歌

解説 
  本書の概要、成立について
  鍋島直朝の文事・直朝の人物について
直條略年譜
初句索引
人名索引(歌の作者索引/詞書・注記の作者索引)

あとがき 

このページのトップへ