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ISBN:978-4-89476-638-9 C3080

にほんごぶんぽうしけんきゅう

日本語文法史研究 1

定価(税込) : ¥4,400
表紙 著作者よみ : たかやまよしゆき/あおきひろふみ/ふくだよしいちろう 
著者名 : 高山善行/青木博史/福田嘉一郎 編著書を検索
出版社 : ひつじ書房 近刊を見る】【新刊を見る】 【出版社web
発売日 : 2012年12月28日
ジャンル : 文法
判型A5/276頁
日本語文法の歴史的研究は日本語研究のなかで重要な位置を占めており、その成果は世界的に注目されている。本書は文法史研究の最新の成果を国内・国外に発信する論文集である。文法史の分野で初となる継続刊行の論文集であり、本書は創刊号となる(隔年刊行の予定)。今回は、語構成、構文、モダリティ等の論考10本を収める。巻末付録として、「テーマ解説」「文法史の名著」「文法史関係文献目録」が付されている。

目次

『日本語文法史研究』の刊行にあたって

被覆形・情態言・形状言・情態性語基 小柳智一
『万葉集』の~ムカについて 近藤要司
古代語の動作主標識をめぐって―助詞イと石垣法則― 竹内史郎
モノゾ文による推量表現の成立 勝又隆
中古語指示副詞「かく」の照応用法―「枕草子」「源氏物語」を資料として― 西田隆政
中古語の非接続叙法体系 福田嘉一郎
日本語の過去表現の構造とその変化 黒木邦彦
引用句派生の例示 岩田美穂
モダリティ形式「ラシイ」の成立 山本佐和子
クル型複合動詞の史的展開―歴史的観点から見た統語的複合動詞― 青木博史

【テーマ解説】助動詞の相互承接 小田勝
【文法史の名著】阪倉篤義著『日本語表現の流れ』 高山善行
日本語文法史研究文献目録 2009–2011

索引
執筆者紹介

著者略歴

編者:高山善行(福井大学教育地域科学部教授)、青木博史(九州大学大学院人文科学研究院准教授、国立国語研究所客員准教授)、福田嘉一郎(神戸市外国語大学外国語学部准教授)

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