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ISBN:978-4-7576-0470-4 C3095

さい

研究叢書377 西鶴文学の地名に関する研究 第七巻

定価(税込) : ¥23,100
表紙 著作者よみ : ほりゆきお 
著者名 : 堀章男 著著書を検索
出版社 : 和泉書院 近刊を見る】【新刊を見る】 【出版社web
発売日 : 2008年6月20日
ジャンル : 散文 - 近世
判型A5/759頁
徳川幕府の文治政策による教育・経済・交通の発展を契機として、国民の異郷への関心が高まり、その行動半径が飛躍的に広がった近世の時代相を背景に、いわゆる三都(江戸・京都・大坂)のみならず、全国の辺境の地までもを小説の舞台とすることによって、のちに〈諸国ばなし的創作〉と評されることになった井原西鶴の文学において、各作中の地名に関する研究は、近世の作家としての彼の創作意識をさぐる有効な手段として、重要な意味をもつであろう。
本書は西鶴の浮世草子二十五作品にみられるすべての地名(地名を上・下接する複合語を含む)を抽出してこれを五十音順に配列し、各項(地名)について、該地の歴史的背景と近世の実状を、先行文学・史書・古文献・地誌・古地図等の各種資料によって実証的に解説することによって、地名索引と地名辞書の両要素を兼ね備えた、西鶴文学研究の基礎的参考文献たらしめんとしたものである。

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