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ISBN:978-4-87424-386-2 C3081

にほんごおのまとぺごいにおけるけいたいてきおんいんてきたいけいせいについて

日本語オノマトペ語彙における形態的・音韻的体系性について

定価(税込) : ¥5,280
表紙 著作者よみ : かどおかけんいち 
著者名 : 角岡賢一 著著書を検索
出版社 : くろしお出版 近刊を見る】【新刊を見る】 【出版社web
発売日 : 2007年2月28日
ジャンル : 語彙・意味
判型A5/276頁
日本語のオノマトペを研究してきた著者が、多言語との比較や音声・音韻・形態・語彙の研究の最新の知見から、オノマトペの体系性を集大成的にまとめた意欲作。

目次

前書き

第1章 序論

第2章 語源
 1.はじめに
 2.語彙化の程度
 3.オノマトペ語彙階層の下位区分
 4.個々の語彙項目における語源追求
 5.「オノマトペ的語感」の定義
 6.連濁
 7.むすび

第3章 語基と派生形
 1.はじめに
 2.方法論
 3.1音節語基
 4.2音節語基
 5.語基の抽象性
 6.語基の音形
 7.むすび

第4章 オノマトペ標識
 1.はじめに
 2.定義
 3.モーラ的/形態的オノマトペ標識
 4.素性的オノマトペ標識
 5.むすび

第5章 接辞
 1.はじめに
 2.語頭要素
 3.接尾辞
 4.接中辞
 5.接周辞型要素
 6.むすび

第6章 交替形語彙
 1.はじめに
 2.自由型語基と拘束型語基
 3.語基の数による分類
 4.母音の交替
 5.子音の交替
 6.モーラ単位の交替
 7.語基の交替
 8.むすび

第7章 語基の多義性について
 1.はじめに
 2.語基・派生形・接辞
 3.データベースの三用法
 4.数量的分析
 5.具体性−抽象性
 6.多義性の本質
 7.まとめ

第8章 疑似オノマトペ
 1.はじめに
 2.日本語の正書法
 3.疑似オノマトペ語彙
 4.語彙化の程度
 5.音韻論・形態素論と正書法との接点
 6.モーラ構成
 7.かな疑似オノマトペ
 8.交ぜ書き
 9.むすび

第9章 結論

付録 日本語オノマトペ語彙データベース
参考文献
索引

著者略歴

角岡 賢一(かどおか・けんいち)
1959年生まれ。
神戸大学大学院文化学研究科単位取得後退学。龍谷大学教授。
専門分野:日本語オノマトペ、選択体系機能言語学。
主な論文:「日本の疑似オノマトペ−−日本語と中国語の接点」『オノマトピア−−擬音・擬態語の楽園』筧壽雄・田守育啓(編)、頸草書房、1993年。
“A Systemic Approach to the Typology of function in Intonation systems.”『日本語の分析と言語類型 柴谷方良教授還暦祈念論文集』くろしお出版、2004年。
「ことばをあやつる」『ことばは生きている』龍城正明(編)、くろしお出版、2006年。

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