ISBN:978-4-7576-0589-3 C0095 |
こだいによせて 古代に寄せて |
定価(税込) : ¥1,650 |
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著作者よみ : | やまざきかおる/やまざきかつこ |
著者名 : | 山崎馨/山崎嘉津子 著【著書を検索】 | |
出版社 : |
和泉書院
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発売日 : | 2011年5月26日 | |
ジャンル : | 随筆・エッセー | |
判型四六判/164頁 |
飛鳥藤原に都が置かれた時期の歌は、どのような空のもとに生まれてきたのか。その万葉集前期の気候上の特色を歌に重ねて考えてみるべきであろう。近世後期の碩学本居宣長が飛鳥を巡歴して、その知性感性がどのような古代を描いたかにも、注目しなければなるまい。加えて水の話。飲む水も田の水も神の水、その水の神が人と化した姿を、能楽の「翁」に見ようともしている。本書は古代飛鳥の空と土と水とに寄せた三編から成る。
目次
一 飛鳥藤原京期の気候二 本居宣長『菅笠日記』を読む
三 能楽リポート《翁》とは如何なる神か
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