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ISBN:978-4-7576-0977-8 C3395

にほんかんぶんがくぶんそう

研究叢書529 日本漢文学文藪 - 資料と考説

定価(税込) : ¥7,700
表紙 著作者よみ : ほんまよういち 
著者名 : 本間洋一 著著書を検索
出版社 : 和泉書院 近刊を見る】【新刊を見る】 【出版社web
発売日 : 2020年12月19日
ジャンル : 日本文学研究全般
判型A5/260頁
本書は、日本漢文学史上の貴重な資料の紹介や江戸時代の文人についての考説、江戸時代の一地方儒家の蔵書目録などから成る。「資料篇」には、菊亭文庫本『本朝小序集』『童蒙綴詞抄』の本文を初めて翻刻・校訂すると共に、簡略な解説、或は略注を付し、林榴岡撰『本朝世説』については、その本文翻刻と共に詳細な出典調査を提示する。次いで、「考説篇」では、中国字書『文字集略』の逸文をめぐる問題を採挙げ、撰者阮孝緒について解説し、また林家の『本朝通鑑』と『史館茗話』の関係について記し、林読耕斎や林梅洞といったこれまであまり採挙げられることがなかった文人の略伝を所収する。ことに彼らの漢詩世界の一端に言及し、先行する平安朝の漢文学との関わりを明らかにしている。また、「目録篇」では、中江藤樹門下で、後には伊藤東涯の学統に師事した、滋賀県高島市(現在)の儒家中村家に伝存する図書の目録と同家の家系譜を所収。地方儒家の学問の一端を窺いうる資料である。

目次

 資料篇
『本朝小序集』本文翻刻・付記
『童蒙綴詞抄』について――本文と略注――
『本朝世説』の基礎的研究と本文
 考説篇
『文字集略』抜書――逸文の蒐集をめぐって――
『史館茗話』とその周辺――『続本朝通鑑』とのことなど――
林読耕斎の漢詩覚書――王朝文人詩とのことなど――
夭折の文人――林梅洞覚書――
 目録篇
中村家近江国高島郡五番領村蔵書目録と家系譜

あとがき

著者略歴

一九五二年、新潟県生。一九七五年、早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。一九八一年、中央大学大学院文学研究科国文学博士後期課程中退。博士(文学)。同志社女子大学名誉教授。
〈専攻〉日本漢文学・和漢比較文学・書道文化史・書表現
〈主要編著書〉
『凌雲集索引』(平成三年、和泉書院)
『本朝無題詩全注釈』注釈篇三冊(平成四〜六年、新典社)
『類題古詩 本文と索引』(平成七年、新典社)
『史館茗話』(平成九年、新典社)
『文鳳抄』歌論歌学集成別巻二(平成十三年、三弥井書店)
『王朝漢文学表現論考』(平成十四年、和泉書院)
『本朝蒙求の基礎的研究』(平成十八年、和泉書院)
『類聚句題抄全注釈』(平成二十二年、和泉書院)
『墨筆帖―惇道本間洋一書作小品集―』(平成三十年、和泉書院)
『桑華蒙求の基礎的研究』(平成三十年、和泉書院)
『王朝漢詩叢攷』(令和元年、和泉書院)

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