本書で最も目指したのは、模擬授業であれ実際の授業であれ、授業を行ってみて起きたことをこうしたポイントと結びつけて捉え、その意味や別の可能性を考えられるようになってもらうことです。さらには、そうしたポイントそのものを生みだせるようになってもらうことです。授業づくりの考え方とそのための学び方の獲得です。(「あとがき 自分の頭で考える教師であるために」より)
ISBN:9784874247822 C1037 |
じゅぎょうづくりのかんがえかた 授業づくりの考え方 - 小学校の模擬授業とリフレクションで学ぶ |
定価(税込) : ¥2,200 |
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著作者よみ : | わたなべ たかひろ |
著者名 : | 渡辺貴裕 著【著書を検索】 | |
出版社 : |
くろしお出版
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発売日 : | 2019年1月17日 | |
ジャンル : | 初等教育 | |
判型A5/240頁 |
目次
セッション1小3理科「物の重さ」
ミニレクチャー1 教師役と子ども役との対話
セッション2
小6社会「参勤交代」
ミニレクチャー2 振り返りを深めるということ
セッション3
小2算数「かけ算の問題づくり」
ミニレクチャー3 子ども役になるということ
セッション4
小2国語「たとえをつかって文を書こう」
ミニレクチャー4 感情が果たす役割
セッション5
小4算数「何倍でしょう」
ミニレクチャー5 模擬授業&検討会をやってみよう
セッション6
小5社会「身のまわりの情報」
ミニレクチャー6 検討会の深め方
セッション7
小4国語「話し合い」
ミニレクチャー7 模擬授業以外の授業づくりの勉強会
セッション8
小4音楽「とんび」
ミニレクチャー8 実際の授業の振り返りに応用するには
付録セッション1
小5外国語「What sport do you like?」
付録セッション2
小2算数「長さをはかろう」
ミニレクチャー特別編 学生や新人教師を育てる立場のみなさんへ
著者略歴
渡辺 貴裕(わたなべ たかひろ)東京学芸大学教職大学院准教授。1977年兵庫県生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程を研究指導認定退学後、岐阜経済大学、帝塚山大学を経て現職。専門は、教育方法学、教師教育学。「学びの空間研究会」を主宰し、身体と想像力を活かした授業の可能性を実践的に追究している。演劇教育・ドラマ教育関連の業績に関して、日本演劇教育連盟より演劇教育賞、全国大学国語教育学会より優秀論文賞、日本教育方法学会より研究奨励賞を受賞。著書に『ドラマと学びの場』(共編著、晩成書房)、『戦後日本教育方法論史(上)』(共著、ミネルヴァ書房)、『〈教師〉になる劇場』(共著、フィルムアート社)、『時代を拓いた教師たち』『時代を拓いた教師たち?U』(共著、日本標準)など。
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