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ISBN:978-4-7576-0830-6 C3395

よこみつりいちとそのじだい

近代文学研究叢刊62 横光利一とその時代 - モダニズム・メディア・戦争

定価(税込) : ¥5,184
表紙 著作者よみ : くろだ たいが 
著者名 : 黒田大河 著著書を検索
出版社 : 和泉書院 近刊を見る】【新刊を見る】 【出版社web
発売日 : 2017年4月8日
ジャンル : 散文 - 近代・現代
判型A5/330頁
横光利一の作品研究を中心に、昭和文学史におけるモダニズムの可能性と限界を明らかにする論文集。第I部ではモダニズム文学を映画的認識と捉え、横光の文体、同時代作品と思潮との関わりを論じる。第II部では『上海』『旅愁』に見られる異文化体験の意味を考察。欧州体験とアジア体験の関わりを解き明かす。第III部では戦時メディアの可能性と功罪を論じ、横光作品がそれらを意識した上で戦中・戦後を描き得たことを明らかにした。

目次

序論 横光利一――モダニズム文学の可能性

第I部 横光利一とモダニズムの時代
 第一章 モダニズムの光源――映画的認識と形式主義文学
 第二章 「ナポレオンと田虫」――歴史である「かのやうに」
 第三章 「純粋小説論」と主知主義とをめぐって
 第四章 「故郷」としての「関西文化圏」――「三つの記憶」から

第II部 異文化体験をめぐって
 第五章 『上海』試論――身体と言語をめぐって
 第六章 アジアへの旅愁――横光利一の〈外地〉体験
 第七章 作品としての『歐洲紀行』――『旅愁』への助走
 第八章 横光利一の回帰――欧州体験から『旅愁』へ
 第九章 『旅愁』論のアポリア――ポストコロニアル・ナショナリズム研究の領域から
 第一〇章 堀田善衞と上海――「祖国喪失」と「無国籍」のあいだで

第III部 メディアと戦争をめぐって
 第一一章 「国民」統合の〈声〉の中で〈書く〉こと――時局雑誌『放送』に見る戦時放送と文芸(一)
 第一二章 重層化する〈声〉の記憶――時局雑誌『放送』に見る戦時放送と文芸(二)
 第一三章 『夜の靴』――〈敗戦〉という「不通線」
 第一四章 「微笑」論――横光利一の戦中・戦後

初出一覧
あとがき
索引

著者略歴

1964年大阪府出身。日本近代文学研究者(文学修士)。
同志社大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程後期課程単位取得退学。
横光利一文学会運営委員、昭和文学会幹事、日本近代文学会会員。
共著に『横光利一と関西文化圏』(2008年、松籟社)、『村上春樹と小説の現在』(2011年、和泉書院)などがある。

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