ISBN:978-4-7576-0807-8 C0093 |
えでよむいせものがたり 絵で読む伊勢物語 |
定価(税込) : ¥1,650 |
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著作者よみ : | やまもと とくろう |
著者名 : | 山本登朗 著【著書を検索】 | |
出版社 : |
和泉書院
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発売日 : | 2016年6月22日 | |
ジャンル : | 散文 - 中古 | |
判型B5/64頁 |
『京都新聞』に連載され好評を得た内容を、読者の要望を受け、新しく一冊に編集した。『伊勢物語』の主要な二十六の章段や場面を選び、江戸時代前期の「絵入り伊勢物語」(鉄心斎文庫蔵)の絵を見ながら、できるだけ多くの人々に『伊勢物語』の世界をたのしく味わってもらえるよう、原文に現代語訳を添え、それぞれの章段や場面の注目すべき点や重要事項を説明したコラム風の解説と、絵のみどころを紹介する説明を加えた。本文オールカラー。
目次
はじめに『伊勢物語』について
(一)成立と作者
(二)『伊勢物語』が生み出したもの
(三)主人公のモデル・在原業平
(四)絵に描かれた『伊勢物語』
一 渚の院(第八十二段)
二 小野の雪(第八十三段)
三 西の対(第四段)
四 関守(第五段)
五 芥川(第六段)
六 帰る波(第七段)
七 浅間山(第八段)
八 八橋(第九段・その一)
九 宇津の山(第九段・その二)
一〇 富士山(第九段・その三)
一一 隅田川(第九段・その四)
一二 武蔵野(第十二段)
一三 春日の里(第一段)
一四 筒井筒(第二十三段・その一)
一五 河内越え(第二十三段・その二)
一六 高安の女(第二十三段・その三)
一七 あづさ弓(第二十四段)
一八 花たちばな(第六十段)
一九 ゆく蛍(第四十五段)
二〇 藤の花(第八十段)
二一 布引の滝(第八十七段・その一)
二二 いさり火(第八十七段・その二)
二三 竜田川(第百六段)
二四 あだくらべ(第五十段)
二五 みそぎ(第六十五段)
二六 斎宮(第六十九段)
参考文献
鉄心斎文庫について
あとがき
著者略歴
昭和24年大阪府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。京都光華女子大学教授、京都光華中学校・高等学校長(兼任)などを経て、
現在、関西大学文学部教授。博士(文学)関西大学。
(主要著書)
『伊勢物語論 文体・主題・享受』(笠間書院、平成13年)
『伊勢物語 成立と享受(1虚構の成立・2享受の展開)』(竹林舎、平成20〜22年、編著)
『伊勢物語 創造と変容』(和泉書院、平成21年、共編著)
『日本古代の「漢」と「和」 嵯峨朝の文学から考える』(勉誠出版、平成27年、共編著)
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