没後70年を迎えたバルトーク作品の書き下ろし編曲集。人気作品《ルーマニア民俗舞曲》（全曲）のほか、2本のヴァイオリンのための《44のデュオ》、ピアノのための《ミクロコスモス》、《9つの小品》からピックアップした、ヴァイオリンとピアノの響きに最適な小品4曲をカップリング。多彩な曲調で、しかも手頃な演奏時間の曲ばかりなので、1曲のみ、または複数曲を組み合わせて、と、様々なコンサートや発表会を華やかに彩る新レパートリーです。パート譜付き。

目次

ルーマニア民俗舞曲BB68／ボートこぎ（ミクロコスモスBB105より第125番［第5巻］）／歌（9つの小品BB90より第6番）／ピッツィカート（44のデュオBB104より第43番）／ルーマニアの回転踊り（44のデュオBB104より第38番）

著者略歴

ドイツ国立フライブルク音楽大学芸術家養成ディプロム課程を最優秀の成績で修了。作曲、編曲、指揮、執筆など活動は多岐にわたる。作品にルネ・クレールの無声映画「眠る巴里」の為の付随音楽（2台のコントラバスと4人のコントラバス奏者)、マルセル・デュシャンの映画「Anemic cinema」の為の音楽、テープ音楽「Tempo di Bolero」、無伴奏混声合唱の為の「Phantasmagoria」など。