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ISBN:978-4-7576-0572-5 C1095

ちかまつさいはっけん

近松再発見 - 華やぎと哀しみ

定価(税込) : ¥3,850
表紙 著作者よみ : こうべじょしだいがくこてんげいのうけんきゅうせんたー 
著者名 : 神戸女子大学古典芸能研究センター 編著書を検索
出版社 : 和泉書院 近刊を見る】【新刊を見る】 【出版社web
発売日 : 2010年11月20日
ジャンル : 劇文学 - 近世
判型A5/353頁
「金子一高日記」を初めとする近年相次いだ重要資料の出現に伴い、作者近松のイメージは遥かに豊かなものになりつつある。本書はこうした研究状況を踏まえ、日本演劇に画期的な豊饒をもたらし、世界の古典といわれる近松の人となりと作品の魅力を、『浄瑠璃御前物語』から今日の文楽・歌舞伎までを視座に収めて、今一度、問い直そうとするものである。

☆日本図書館協会選定図書☆

目次

口絵 華やぎと哀しみ 近松・二人の華舞台 桐竹勘十郎×吉田玉女
〈写真〉ダンケ濱之上幸雄 〈構成・案内〉川端咲子

近松はわれらの同時代人か―安田雅弘の「傾城反魂香」について― 渡辺保
パネルディスカッション「近松・その創造空間」 パネリスト 亀岡典子・信多純一・鳥越文蔵・原道生・渡辺保 司会 阪口弘之
近世道頓堀芝居事情―近松・義太夫・出雲― 阪口弘之
近松と万太夫 井上勝志
近松の人となりと作品 原道生
近松と浄瑠璃―正根なき木偶のわざ― 和田修
近松と歌舞伎 鳥越文蔵
近松と謡文化 田草川みずき
近松と文楽 後藤静夫
近松と絵画 信多純一
近松と近現代の文学―徳田秋聲から三島由紀夫・富岡多恵子まで― 松本徹
近世淡路人形芝居の動向―近松の上演例にふれながら― 中西英夫
役者絵に見る近松作品の享受―『曾根崎心中』『心中宵庚申』『国性爺合戦』― 倉橋正恵
能を演じる傀儡の時代―中世後期から操り浄瑠璃成立前後まで― 槇記代美
近松・語りの魅力―「淡路町」を中心に― 〈お話〉太夫 豊竹咲大夫×三味線 竹澤宗助 〈聞き手・注〉林久美子
客が耳で感じる近松世話物の魅力 高木浩志
あとがき

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