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ISBN:9784093884365 C0095

だっしゅつろうじん

脱出老人 - フィリピン移住に最後の人生を賭ける日本人たち

定価(税込) : ¥1,760
表紙 著作者よみ : みずたに たけひで 
著者名 : 水谷 竹秀 著著書を検索
出版社 : 小学館   近刊を見る】【新刊を見る】 【出版社web
発売日 : 2015年9月15日
ジャンル : 随筆・エッセー
判型その他/320頁
日本脱出した高齢者達の衝撃ルポルタージュ

一年中温暖、物価は日本の3〜5分の1、やさしく明るい国民性、原発ゼロ、年の差婚当たり前。日本で寂しく貧しく苦しい老後を過ごすなら、いっそのことフィリピンで幸せな老後を送りたいーーしかし、そう現実は甘くない。
恋人候補200人のナンパおじさん、19歳の妻と1歳の息子と、スラムで芋の葉を食べて暮らす元大手企業サラリーマン、東日本大震災を機に、東北から原発ゼロのフィリピンに移住した夫婦。ゴミ屋敷暮らしだった母親をセブ島に住まわせる娘、24歳年下妻とゴルフ三昧の元警察官。90歳の認知症の母親をフィリピン人メイドと介護する夫婦、「美しい島」で孤立死を選んだ元高校英語女性教師……。さまざまな「脱出老人」のジェットコースター人生を、マニラ在住、開高健ノンフィクション賞受賞作家が、フィリピン&日本で3年間にわたり徹底取材した衝撃のノンフィクション。

【編集担当からのおすすめ情報】
開高健ノンフィクション賞を受賞した『日本を捨てた男たち フィリピンに生きる「困窮邦人」』は、大きな話題を呼び、ベストセラーとなりました。その著者が次に挑んだテーマは、日本の高齢者達の老後の幸福。移住したからといって必ず幸せになるわけではないが、この本に登場する人たちは、日本の問題だらけで先行き不安な超高齢社会でもがき苦しみ、そして、日本を脱出するというアクションを起こした人たち。幸せな最期を迎えようと、あまりにもドラマチックな生きっぷりに、ぐんぐん引き込まれること間違いありません。

目次

プロローグ
第1章 寂しさからの脱出
第2章 借金からの脱出
第3章 閉塞感からの脱出
第4章 北国からの脱出
第5章 ゴミ屋敷からの脱出
第6章 介護疲れからの脱出
第7章 美しい島へ
エピローグ

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