ISBN:978-4-327-23704-2 C3380 |
げんごうんようのだいなみずむ 講座 認知言語学のフロンティア 4 言語運用のダイナミズム - 認知語用論のアプローチ |
定価(税込) : ¥3,300 |
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著作者よみ : | やまなしまさあき |
著者名 : | 山梨正明 編【著書を検索】 | |
崎田智子 著【著書を検索】 | ||
岡本雅史 著【著書を検索】 | ||
出版社 : |
研究社
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発売日 : | 2010年6月25日 | |
ジャンル : | コミュニケーション・認知科学関連・人文社会科学 | |
判型A5/276頁 |
本巻では、言語能力の自律性を前提とする言語学のアプローチを根源的に問い直し、実際の生きた文脈における言語運用の側面から言語現象の分析を試みることにより、認知語用論の研究の新たな可能性を探っていく。具体的には、現行談話スペース(CDS)や注意のフレーム、イントネーション・ユニット、意識の流れ、新・旧情報の概念を基盤にして、談話の展開、談話構造の構築、文法の発現を可能とする認知プロセスの諸相を分析する。また、レトリックと認知語用論の観点から、日常言語の創造性、逸脱的な言語使用、発話理解、等の問題を根本的に問い直していく。
目次
第1章 認知語用論第2章 認知と談話・情報
第3章 認知と対話・文法
第4章 認知語用論から見た言語理解の諸相
第5章 レトリックが照らす認知とコミュニケーションの相互関係
第6章 総括と展望
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